こんにちは、梅津貴大です。
土砂降りの雨の中、かじかみながらラダーを切った決勝戦から1週間が経ちました。新人戦期間の明治大学との並べをフラッシュバックしますね。さよならC X X V、今までありがとう、お前のコックスシート狭すぎだろ。あばらの痛みが引いていくのにつれて、引退を実感します。
これまでのボート人生を省みても何も生まれないので、
インカレ決勝レースまでを踏まえた5年目C O X梅津がこれから改善するべきことをメモしておきます。
① 中期でのクルー方針の決定と履行
抽出した課題点をもとに行動にまで落とし込んだ方針を履行し続ける精神力が足りなかったと思う。投資とかと同じで、一度決定したプランが妥当なものならば一時的な感情の変化に左右されることなく履行し続けるべきだと思った。実行したときの副作用を見落とさないことも重要で、それも梅津には足りず同期・後輩がフォローしてくれていたので改善したい。
② クルーメンバーの気分の抑揚
ココ大一番の試合で士気を上げる事は重要だけど、いつもと同じ2000Mレースであることも重要。インカレ決勝はもうすこしメンバーを落ち着かせてコンスタントを意識できればよかった。何を言えば艇速が上がるかを把握すると同時に、何を言えば艇速を維持できるかの切り札をもう少し増やしたい。
③ レース展開の把握
日大に対しては悪くない1、2Qだったにも関わらず早稲田を意識してからレースプランを外した気がする。2Qのコンスタントが前提だけれど、勝負所の効き方はコックスのレース展開把握とクルー全員の状況認識で変わることなので反省。2艇並べだけではなく複数形式の経験を積んでレースでの駆け引きとメンバーへの伝え方を上達させる必要がある。
僕の架空の5年目はこんな進化をしてインカレ優勝コックスになる予定です!!
これから4年目を迎える方々と、残っているコックスの方々は頑張ってください。
引退の言葉でも言いましたが、僕がみなさんに伝えたいことは一つ、
動きを止めるんじゃねぇぞ!
現状維持は退化、常に成長を続けてほしいです。
自分が端艇部にいてカッコイイと憧れた先輩の共通点は一つ、4年生になってもボートを強くなるためにボートを漕いでいる先輩です。新井さんも古谷さんもレンタさんも直親さんも、みんな最後の一瞬まで艇を速く進めることに必死で自分が上手くなることに一生懸命だったと思います。
自分もそんな先輩みたいになりたい!と思って走ってきた4年間ですが力足らずでした。同じ艇に乗って自分を成長させてくれた先輩・後輩に感謝しています。
次のウメツの目標はピアノが弾けるパイロットになって同期の朝日くんより先に白のポルシェTaycanに乗ることです。空の上で会おう!!
グッドバイ
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