ボート部に出会えて本当に良かった

こんにちは。

慶應義塾体育会端艇部4年132期の佐藤晴信です。

 

まず始めに、私はボート部に入部して心から良かったと思っています。入部したことに、微塵の後悔もありません。

なぜそう思えたのかというと、ボート部での経験は今後の人生の中で、私の生きる糧になると確信しているからです。

 

ここで少し、私の過去の話をします。

私は中学時代に陸上部に所属し、1500m・3000mなどの種目に取り組んでいました。私の通っていた学校は、公立の普通の中学校でしたが、陸上部の先生は特別熱血で厳しい方でした。親御さんから苦情が来るほど練習が厳しく、辛く苦しい日々が続きました。しかし、私はひたむきに走り続けました。先生が「これだけ厳しい練習をやり遂げれば、これから長い人生どんなことがあっても、迷わずに前に進んでいける」とおっしゃるからです。この言葉を信じて私は陸上を3年間やりきりました。

当時はこの言葉の意味がよく分からなかったですが、今考えてみるとそれは正しかったと思います。中学時代のこの経験があったからこそ、高校、そして大学で辛く苦しいことがあっても諦めずに進み続けることができたからです。

 

つまり、この話から私が言いたいことは「頑張った過去の自分が、現在の自分を支えており、将来の自分を支え続けてくれる」ということです。

ボート部では、正直苦しい辛いと感じることが多かったです。レースやエルゴ、TTで自分を追い込みすぎて、死の片鱗を垣間見たこともありました。しかし、4年間ボートをやり通したという経験が今後の人生で逆境に立たされても、諦めない気持ちをきっと生み出してくれるだろうと私は考えます。

 

これからまだまだ長い人生が続きますが、ボートを4年間やり通して得た自信を胸に、強く生きていこうと思います。

 

最後に、これまで少しでも私に期待をし、指導をして下さった先輩、コーチ、OB・OG方々、応援をしてくれた後輩のみんな、共に4年間頑張ってくれた同期のみんな本当にありがとうございました。皆様がいてくれたからこそ、今の自分があります。本当に感謝しています。

 

132期佐藤晴信

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