慶應義塾大学法学部政治学科4年、マネージャーの下田浩奨です。
僕の大学端艇部生活は学連に救ってもらったと言えます。
一応自己紹介すると、僕は選手として入部し、怪我を理由に一度退部、そしてもう一度戻ってきてマネージャーになり、今は学連の理事長をやっています。学連というのは各大学から集まるボート部員で構成されていて、大会の運営ほぼ全てと、日常的なボートコースの整備を行う団体です。
僕は決してグループの長ができるような器ではないし、何があろうと自分からやろうとなんてしない人間でした。今も器ではないと思っていますが、半ば無理やり学連のトップにさせられおかげで、人間的に成長できたと感じています。
また、普段ふざけているのにやる時はやる先輩方、幼稚だけど笑いが絶えない同期、そして本当に優秀で仕事ができる後輩に囲まれて本当に楽しく作業ができました。
正直、今も選手として漕ぎたくてたまらないし、自分が選手だったらどれくらいまで行けていたのかな、と考えてしまうこともよくあります。生まれ変わっても選手として活動したいと思うくらいにはボートを漕ぐのが好きですが、そんな思考を持っていても学連の理事長として活動できてよかったと心の底から思います。
と、ここまで学連への思いを書いてきましたが、こんな風に僕が活動できたのは、部の仕事を代わりにやってくれたり、自由に学連に行かせてくれたりしたマネージャーのみんなや、端艇部をやめていた人間を飲み会に呼んで部に戻るきっかけをくれた同期など、様々な人たちのおかげです。本当に感謝しかありません。
端艇部に入ってよかったです。
ありがとうございました。
下田浩奨
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