こんにちは、少し遅いですが明けましておめでとうございます。法学部法律学科3年、笹生と申します。
実は、ずっとライフの再開を待ち望んでいました！僕の番がいつ回ってくるのかと楽しみにしていたのですが、先に書いてくれた人たちのライフ…真面目過ぎてハードルが高いです。
じゃあ何を書くか。僕なりにライフを通じてどうやって部に貢献しようかと考えた結果、一つの答えに辿り着きました。
シリアスっぽい、でも趣味について語っているライフを書くぞ！
というわけで、今回のライフでは「好きな音楽」について書いていきます。
いきなりですが、僕は「現在はまっている音楽＝精神状態説」を唱えています。例外もあるでしょうが、気分によって聴く曲を変えることは経験があるのではないでしょうか。
1年生の時のライフで僕が何を書いたか、(もしかしたらまだ残っているかもしれませんが)覚えている方はいないと思います。実はヒップホップについて一度書いたんです。曲というよりは「パンチライン」に焦点を当てた記憶があります。
今もヒップホップは聞くのですが、あの頃よりは距離があるかなと思います。トラップビートがあまり好きでないので、ヒップホップ界の潮流に乗り切れず…
じゃあ何を聞いているのだと。最近は邦ロックをメインに聴いています。アジカンの『サーフブンガクカマクラ』とか、サカナクションの『kikUUiki』をリピートする日々です。
その中でも、定期的にブームが来るバンドがあるのです。その名は『Amazarashi』。
少し邦ロックを聴く人ならこう感じるでしょう。「メンタルは大丈夫？」と。
あまり詳しくない人にも伝わるように紹介しましょう。Sportifyの人気曲トップ5のタイトルです。
1位 空に歌えば
2位 境界線
3位 季節は次々死んでいく
4位 さよならごっこ
5位 僕が死のうと思ったのは
どうですか。「さよなら」「死」が入っている曲が3/5、なんとなく伝わるのではないでしょうか。
僕を見る目が変わった人もいるかもしれません。上に書いた「音楽＝精神状態説」を取るならば、僕のメンタルヘルスは最悪。シビュラシステムに引っかかった挙句ドミネーターで処理されてしまいますね。
でも、僕はそう思いません。Amazarashiを聴いている僕は、多分自暴自棄にならないと感じるのです。
Amazarashiの曲は、「闇の中にいて、それでも光に手を伸ばすことを諦められない」印象を受けるからです。
例として『僕が死のうと思ったのは』を見てみましょう。(歌詞は自分で調べてみてね！)
個人的にこの曲でポイントになるのは、「死のうと思った」という点だと思います。Aメロを聴いてみると、「過去も啄んで飛んでいけ」「虫の死骸と土になれるかな」など、遺書のような言葉が並んでいます。この曲のタイトルを見た人が最初に感じるイメージもこれに近いでしょう。
Bメロもそれはそれは暗いメッセージが並んでいますが、少し印象が変わっています。それは中心が過去から未来に動いているのではないかと感じる点です。戦って、恐らくうまく行かないだろうというゴールが見えている。諦めのベクトルが変わったように思えないでしょうか。
そしてラスサビは、明確に変わっています。未来に期待を覚えたと言って曲が終わるんです。
こんな雑な考察では、Amazarashiガチ勢に袋叩きにされるかもしれません。捉え方は十人十色ですし、明らかに違うだろうといった部分もあると思います。ただ、私は「実はAmazarashiは希望に焦点を当てたアーティストだ」と感じています。
…さて。どうたたもうかと悩んでいます。せっかくなので、ボートにこれを絡めたいものです。
正直に言いましょう。僕は体半分ぐらい闇に浸かっているかもしれません。エルゴは結果が出ません。この冬もほとんど同期と同じ船に乗れませんでした。おまけにケガをしないでこの立ち位置じゃあ言い訳もできません。周囲のみんなは優しいので言わないでくれていますが、居ても居なくても部が回る存在、それが今の僕です。同期と一緒の船で大会に出たいと思ってここまでやっていますが、このままいけば恐らく無理でしょう。
それでも、Amazarashiが聴けている現状ならまだ、上を目指して戦っていけると思います。
まだ光を見つめて、あがくことができるなら、それが人間としてもボート選手としても「伸びしろ」だと信じています。
『僕が死のうと思ったのは』を聴いて、ラスサビがご都合主義に思ってしまった時が僕の終わりです。それまでは、「後期衝動」を継続させて何とかあがいてみせようと思います。
どうでしたでしょうか。最初に書いた目標は何とか達成できたかなと思います。オープンマインドも意識して書きました。
最後に、おすすめの曲をいくつか紹介させてください！
『フィロソフィー』、これはAmazarashiらしさが感じられてかなり気に入っています。『爆弾の作り方』は、初期の曲ですがかっこいいです。同じアルバムに『隅田川』という曲も入っていますが、オフの日に遊びに行く隅田川っぽさがあっておススメです。『未来になれなかったあの夜に』は賛否両論あるかもしれませんが、僕にとってはモチベーションソングです。
詰め込んでしまいましたが、こんな感じです！文章を書くと自分の整理にも役立つので、時間があったら積極的に書いていきましょう。
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