初めまして
攻玉社高校出身 131期 経済学部一年 浦と申します。
初ライフ。
初めての投稿ならこれからボートをやる上での思いをここに真面目に書いてみます。伝えるために少し崩れた文章になります。日本語ガ苦手ナワケジャナイデス。
今はもう引退されましたが、僕の3つ上の代に北原さんという先輩がいらっしゃって
最後の大会が終わって、野心を持って頑張ってくれと後悔をにじませながら話してくださいました。
突然ですが、、、
僕は一年の浪人生活を経て慶應に入学しました。このホームページの自己紹介にも書いた通り、一橋大学に、一橋のボート部に入りたかったんです。
受験で一橋を目指したのは学びたいことがそこにあったから、尊敬する人が一橋のボート部出身だったから、などたくさんありました。
でも一番の理由は
限界を超えてみたかったから、
自分が想像できる範囲を超えた、達成には大きな壁がある、もし成し遂げられればきっと景色が変わるであろう世界に
自分も、自分自身の意志と努力でたどり着けるのか知りたかったから。
すごい人たちと肩を並べてみたかったから。
自分はここまでできるんだ、と自分で自分を見返すというか。
そんなことがしてみたかった。ダサい言い方をすれば 自分革命 みたいなことがしてみたかったんです。
ただ、それは叶わなかった。
だから一橋のクルーを見ると羨ましく思ったり、こいつらにだけは負けねぇって燃えたり。
そうして練習しているうちに僕が入部した時の4年生が引退しました。そして試合後のミーティングで、あの北原さんの「野心」というワードが自分にとって特別に聞こえたんです。特別な、というとありきたりな表現だけれど、なんか全身がチクチクするような不思議な感覚でした。
確かに、一橋のボート部に入れなかったから慶應でボートをやって一橋に勝つ、というのもボートを始める理由に違いなかった。
だけど、
最後の学生生活。やりたいことで限界を突破してみたい。高い壁を自分の力で越えてみたい。受験で失敗した分、もう一度、今度はボートで、そんなことに挑戦したい。きっと最後のチャンス。
そんな気持ちが不合格を知らされた時からあったから、このボート部に来たのかもしれない。
大学から初めて日本一になってやる。
そして、この気持ちこそ「野心」というのだ、とそこで気付かされました。
野心という的確な言葉にして自分で理解する前にここまで受験やらボートやらをやってきたけど、北原さんの言葉できれいに説明されたんです。
自分にとって高い目標を掲げた受験も、ボートを選んで、正しいのか報われるのかはわからないけれど自分なりに必死に練習してこれたのも、
全部「野心」のおかげだったんだと。2,3年間の行動の源がはっきりした瞬間でした。ドキッとして、全身がチクチクした。
もし対岸の、あの赤い旗がなびく艇庫に僕が今いたなら、これほど必死になれなかったのかもしれない。「野心」という言葉に気づかなかったのかもしれない。
僕は慶應の端艇部でよかったんだ。そういう気持ちにさえさせてくれました。
だから、
野心を持って。今度こそ。
これが僕のボートをやる上での思いです。決意です。覚悟です。
にゃん〇スターより面白くない、こんなLIFEを読んでいただきありがとうございました。
131期は幸か不幸かキャラが濃い人間ばかりです。これからのLIFEリレーこうご期待!!
つぎは…女子高生に本気で熊に間違えられた王田くんです!