はい、皆さん、こんにちは。
堀江君から紹介頂きました、4年の本多進之介です。
堀江君いいラストライフ書きますね。こういうライフ好きです。いいライフ過ぎてプレッシャーがすごいですが頑張ります。
このライフが投稿される日は2019年9月5日のインカレ初日。。。
の筈でしたが、インカレ2日目になってしまいました。
文章を少し変えなくてはいけません笑
インカレが始まる(2日目)ということは、同時に、僕が現役でいる時間もあと48時間に迫ったということになります。
志木高時代から数えて戸田で過ごした7年間は短かったのでしょうか。長かったのでしょうか。
「あっという間の7年間だった」とも言えます。ですがもう少し言葉を選ぶなら、
「気付いたらあと48時間だった」の方がしっくりくる気がします。
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志木高端艇部でも大学端艇部でも入部してから、実に色々な事がありました。
ゲロ吐くぐらい苦しいメニューや、禿げそうになるぐらいピリピリした雰囲気のシートレース、先輩を引退させてはならないレースや、それでも艇庫を去って行く先輩方を見送ること、僕が1番勝ちたかったレース。。。ほんと色々です。
もちろん楽しいこともあります。レースで駒を進めた時、ベストが出た時、先輩から上手くなったと言われる時、後輩からボートの事を聞きにきてもらう時、オフに同期と飲みに行く時。
それでもボート競技というものは練習から試合まで、そのほとんどが苦しみに耐えるスポーツだと思います。
7年間を振り返ってもめちゃめちゃきつかったです笑
そんな中で僕が大切にしていたのは
「今」に全力を尽くす事です。
生きれば辛いこと苦しいことつまらないことなんて掃いて捨てるほどあります。
けれどもそれを辛い苦しいと嘆いているだけでは何も変わりません。
それをどう料理して糧にするかは自分次第だと思うんです。
たとえば、
中学生は小さい頃は何にも縛られずに楽しかったなんて言います。高校生は中学時代は地元の友達とも近くて楽しかったななんて言います。大学生は高校時代は就活も気にすることなく部活に集中できて楽しかったなんて言います。そして大人は若い頃は青春を駆け抜けていて楽しかったと言います。
つまり、
結局どんな時も実は楽しかったんです。素晴らしい経験だったんです。思い出補正も込み込みで、どうせ時が経てば苦しいことは忘れます。僕達はそれを遥か彼方に過ぎ去ってから気付きます。
それなら、どうせ良い思い出になるのなら、今を苦しい苦しいと生きるよりも、あの時は楽しかった。。。と後ろを見続けるよりも、
どんな困難な事がことがあろうと、
「面白いやってやろうじゃないか」と今日と言う日に挑み、「今」を楽しんだ方が良いではないでしょうか。
むしろ、今を頑張りすぎて過去を振り返ってる暇がないぐらいが幸せなのかも知れないとも思います。昔を羨むのは死ぬ寸前ぐらいでいいのかもしれません。
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と、まあこんな風に、1レース1レース、一選考一選考、一日一日、一本一本、目の前の「今」を生きていたら、気付いたら4年生になり、気付いたらあと48時間になっていた、という訳です。
こんなにも濃密な時を過ごす事の出来た、志木高端艇部や大学端艇部に出会えて本当によかった。
心からそう思います。
端艇部で過ごした7年間は僕の人生の素晴らしい軌跡となりました。
死ぬ間際に、何もかもみな懐かしいと言える様、これからも前を向いて進んで行こうと思います。
結びになりますが、
大学志木高のコーチの方々、先輩方、保護者の皆様、同期達、今まで本当にありがとうございました。このご恩は後輩達に返します。
そして愛すべき後輩達
数多くの尊敬する先輩方に続くなど、まだまだとても早い僕ですが、もうすぐ僕の現役も終わるわけです。
今のところ君達に残せているものと言えば、このCCレモンぐらいなもんです。
なので最後に先輩らしく、後輩達には水の王者を手渡して現役を去りたいと思います。
それでは、皆様、長らくお付き合い頂きありがとうございました。
これからも慶應端艇部を宜しくお願い致します!
次は同郷の友、前田君です。
130期 本多
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