こんにちは。
ご紹介にあずかりました、岡山卓生です。
ラストライフということで、何を書くか迷いましたが、僕が、ボート部に入ってきづいたことの中で、1番大事にしていることを後輩のみんなに知ってもらい、是非、今後のボート生活の参考にしてもらいたいなと思っています。
いきなりですが、みなさんは、それぞれ目標設定を行い、日々挑戦を重ねていると思います。
挑戦をする上で、必ずといっていいほど、困難が立ちはだかると思います。
また、その挑戦が高みであればあるほど、耐え忍ぶ期間は長く、悩むことも多いと思います。
困難が連続すればするほど、やめたい、やりたくないという気持ちは大きくなってきます。
ですが、やめるかやめないか、どうするかの判断をするために、深く考えるよりも、困難とどのように付き合っていくかが重要なのかなと考えています。
以下、僕の経験も交えつつ、みんなに伝えていきたいと思います。
みんなも困難に直面したことがあると思いますが、僕も、辛くてしんどい時期、何度もありました。正直、無気力で、何もしたくない状況が続きました。
何かを頑張らないといけないことはわかっていました。でも、ドツボにはまって、どうしても抜け出せない毎日でした。
自分で自分を追い込んでいたのかもしれません。
迷いばかりが生じるだけで、正解なんて見つかりませんでした。もう、自分なりの解釈で答えを出すしかないのかなと思いました。
そこで浮かび上がったのが、
やるか、やらないかの二択でした。
少しシビアな言葉かもしれませんが、逃げるか逃げないかの二択なのかもしれません。
やるを選択することで、前を向いて考える必要があります。
でも、どうしても前を向くことができません。やるとは決めたものの、頑張るためのエンジン、動機が見つからない。
むしろ、できない理由ばかりに目がいってしまう。
もし、そういう状況に陥っている人がいれば、一度試してみてください。
「困難は自分が成長できるチャンス」
と考えてみることをおすすめします。
成長できる絶好の機会が与えられている、ここで踏ん張ることができれば、この困難を糧に変えることができれば、時機が来たときに、大きな力になる、と信じて取り組んでみてください。
僭越ですが、「物事は表裏一体」だと思います。どれだけ困難な状況でも、少し捉える角度を変えるだけで、自分にとってプラスになるような考え方ができ、前向きになれると思います。
振り返ってみると、少々、パワープレーな感じも否めないですが、自分が決めた選択に正解も不正解もないのかもしれません。
自分がこの道を進むと決めたら、その道を正解にできるかどうかは、自分次第だと思います。自分の至らなさを、人や環境のせいに、絶対にしてはいけないです。
まだまだ弱冠二十一歳ですが、本当に人生は一度切りだと思います。決断するのは最後は自分。「進む意志があるところに必ず、道は拓かれる」と僕は信じています。
仰々しいかもしれませんが、ボートを通じて、自らが環境から気づいて得たことや、同期や、後輩といった端艇部の仲間たちから学べたこと、そして先輩や、監督・コーチの方々をはじめとする、人生の諸先輩から教えていただいたことは、この4年間において、一番の財産だと思っています。
そんな僕も引退まで残りわずか。
最後の最後の一瞬まで、イージーオールをするラストの一本まで、真摯に向き合って、前進し続けたいと思います。
長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次のラストライフは、「129期の元気印」岸本くんです!!
是非ご期待ください!!