こんにちは、たなちゅうこと田中です。
忙しい読者向けに先に結論書きます。このブログで言いたいことは2つです。
1.別に艇庫生活も長い人生の一部分だから、RPGや育成ゲームみたく正しい選択をして自身の成長を日々楽しめばOK!
2.後輩のみんな、127期を踏み台にして強くなれ!
以上です。
0.今回は僕が考えていることを珍しく文字に起こそうと思います。
だって僕のことを何考えているかわからないとか表情に乏しいとかいう奴いるんだもん。
同期のライフ読みましたがどれも涙を誘う文章でしたね。(除く高林:彼はやはり天性の感覚を持っている様です。) ただ僕のは涙どころかドン引き間違いなしです。ますますあいつはやべえってなるでしょう。
1.ここ最近「最後の〇〇だねえ~」なんて話よくあります。今日も練習終わってから監督に「最後の河練~(以下略」と言われました。
しかし僕は、最後だから感慨深くなるということがないのです。だって冷静に考えれば、終わらない物事なんてないし、艇庫生活なんか人生100年(予定)のうちの僅か4年間なわけです。感傷に浸る暇があったらスタートギリギリまで1秒でも艇速を上げるために考え続けて実行して、すべてが終わった時に「あ、そういえば終わったんだな(笑)」って振り返ればいいというスタンスで僕はいます。
僕はいつからか生きることがまるでゲームみたく思えてきて毎日楽しくて仕方ないんです。ダメダメな主人公田中将賢がいつゴール(=死)するかも分からない育成型RPGをやっている、そんなところでしょうか。
勉強もできず、スポーツも苦手だった状況下から最強人間に育成させるゲームですよまさに。どうやったら頭良くなるか、どうやったらスポーツでいいところまで行けるか。その訓練の1つとして受験があったり、ボートがあるわけです。だから何もできなかった悲惨な状態から考えれば、僕は確実に成長していると言い切れます。本当に嬉しい。
今から考えればこれは、ドーパミンやアドレナリンといった脳内物質を自分で意図的に出して尋常じゃない快感を得るのが癖になっているのでしょう。
練習できつい時も、「人生で一番辛いここを乗り切ったら強くなる」と自己暗示をかけていましたし、僕自身やチームで考えて実行したことが、もちろん失敗することも多々ありながらも成功して結果が出たときは、滅茶苦茶に気分が高揚します。
もう僕は一瞬の快楽じゃ満足できないんです。脳が痺れるくらい脳内麻薬が分泌される事でないと…。
2.これを言うともしかしたら同期は良く思わないかも知れませんが、僕は後輩のみんなには127期を踏み台にしてもっともっと成長してほしいと考えています。127期には良い所も悪い所も沢山あったと思いますが、我々から搾れるだけ搾り取って残りカスもないくらいにしてほしいです。結果として「あいつらから吸収できることそんな無かったな(笑)」みたくなっても構いません。それだけみんなが強く優秀だということで僕自身嬉しい限りです。
練習の時も、引退する先輩の為に・・・と強く思ってくれるのは嬉しいですが、気持ちだけ受け取ります。
そんな重い感じになって気負っちゃった挙句、試合でガチガチになりましたというのが一番残念だと思うんです。
それよりもボートという楽しくてゾクゾクして最高に痺れるゲームを、みんなで気が狂ったように楽しんで目を血走らせながら、全日本選手権で日本一目指しましょう。
少しでも僕のことを理解して頂けたでしょうか。
最後になりますが、端艇部の皆さんいつも本当にありがとうございます。 ボートという最高に楽しいゲームを一緒にすることが出来て僕は幸せです。
田中将賢
次は中田かな?、若しくは長谷かな。