野方さんに紹介されました、慶應義塾大学法学部法律学科4年の細田外嗣です。
彼女はこないだのインカレで優勝しました!まじですごい!全部員からの人気者!アメリカ帰っても元気でね!!
はい。2週間ぶり5回目のライフにして最後のライフを書きたいと思います!
同期にライフの更新を急かしたために、自分も早く書かないと怒られそう。
でも圧倒的文才のなさを前に絶望です。みんなのクオリティの高さが信じられません。頑張って書きます。頑張ります。
下級生の頃想像していた、引退直前の自分は、
「やっと引退だ!」とか、「さみしい」とかそんな感じなんだろうな、と思っていました。
2014年の僕にとって2017年は見えないほど遠い未来でした。東京オリンピックがまだ想像できないのと同じです。
しかし4年が経ち、思った以上に「終わる」という実感がありません。
自分の中で思ったよりも日常になりすぎたせいで、あんまり信じられません。
この4年間の思い出は、同期のみんなが色々書いてくれました。
懐かしい思い出は引退してからゆっくり思い返すとして、
僕はありきたりすぎますが、この部活で学んだことを書きたいと思います。
この部活で学んだことはたくさんあります。
人のベッドにチョコレート菓子をばらまいてはいけないこと、朝弱い人には話しかけていけないこと、人のベッドにシャンプーをばらまいてはいけないこと、など。
その中で僕の一番学んだことは、「自分に自信を持つこと」だと思います。
これが最も大切でインポータントだと最近になってわかりました。
「自分ならもっとできると思って、実力より一歩上の目標に挑戦してください。」
というのは、ありきたりですが、一番大事です。
有名スポーツ選手の書く本のテンプレですね。
でも彼らには絶対わからない、言わないことが一つだけあります。
「自信を持てば持つほど、失敗した時のダメージはとても大きい」ということです。
僕たちの代は早慶戦負けました。絶対勝てるという自信があったからこそ、ダメージはとても大きい。
テレビ放送はまだ見れていません。
でも、最初から「相手の方が格上だな」と思って挑戦すれば、おそらく精神的ダメージは軽微だったでしょう。
自信を失うような大きな失敗に直面した時、多くは自分の実力に対する自信を疑い、本能的にもうこんなダメージを食らわないようにしてしまいます。
この部活でも「絶対勝てるのに負けた」、「シートレースでびっくりするくらい勝てない」など、自分の実力を客観視できてしまう、自信を疑わざるを得ないような場面がたくさんあります。
あまりうまく言えないのですが、それでも、どうにかして自分を過信し続けてください。こんなもんかなと妥協した挑戦はあんまり楽しくないからです。どうせなら夢いっぱいの冒険しましょう。
どうしても辛い時は、周りに助けてもらってください。(仲間のありがたみについては北原のライフ参照)
僕はたまに同期の寺坂くんに相談するのですが、彼は99%こう言います。
「まあ、やむなしじゃね」(注:やむを得ないね、仕方ないねの意)
その言葉を聞いて僕は、やむなしな訳ねーだろおおと思い、突き放された気分になります。
でもよく考えると、皆同じ志を持ち、同じように挫折や成功を経験している人たちです。その仲間たちが仕方ないと思うレベルならまだまだいけると思って頑張れました。
皆さんも誰かが必ず助けてくれます。世の中寺坂より冷たい人間はいないよ。優しい仲間にあふれているよ。
もし今うまく行かねえと思っているのならば、今直面している挫折なんて過去に誰かが通ってきた道だと思って、自信を持って乗り越えてください。絶対いけます。
僕も最後まで自分を過信して全日本に挑みます。
4年間本気で挑戦できる環境と全ての人へ感謝を示すために勝ちたいと思います。頑張ります。
ラストライフだと思って読んでみたら思ったよりも説教じみてて腹が立った読者の皆さんへ、超ごめんなさい。
次は超面白くて超感動するライフを我が部の誇る圧倒的副将が書いてくれます。
ご期待ください。