4年間

 

 

こんにちは。
端艇部128期主務の宇津木です。

今思えば、収穫祭の入場門を一緒に作ったり、同じ背なのにめっちゃエルゴ回してたりしたまさし君と一緒に漕ぎたい!と思ったのも入部のきっかけでした。

では最後のライフなので、自分が今までどう感じて、どう考えてボート部と向き合ってきたのか書こうと思います。

自分の4年間を振り返るとほとんどつらいことだらけでした。

高校バスケで試合に出れず、大学では対校エイトを目標に再挑戦だ!
と思ったのにマネージャーに指名され、、
(励ましてくれた先輩方と同期のみんなには本当に感謝してもしきれないです。)

また、自分の自信作だったご飯がまずいとホールで話題になっていたり、、、単純に料理が下手なだけですが

ミスしてしまったり怒られたり、そんなことは山ほどあります。
その分、嬉しかった時は本当にうれしかったです。

遠漕を無事にできたこと

勝敗は別として早慶レガッタを無事に開催できたこと(後から振り返ってですが)

試合に勝って同期と喜ぶ時
その満たされたような感情、今までの積み重ねの成果が表れた時。
自分のすべてをかけた勝負をしていたからこそ、それまでの自分すべてを認め、包み込むような気持ちになります。

あの時、監督がマネージャーに選んでくれたから、失敗したからこそ、今の大きくなった自分がいる。
そう思うとこれまであった自分のすべて、関わった人、物、環境、今までの歴史を作ってきてくださった先人方、すべてに感謝したくなります。

特に端艇部でたくさんの人と出会い本当に良い経験をさせて頂きました。
無償の愛を提供してくださり、人とのつながりの尊さを学びました。
すべての方が見ているかは分かりませんが、この場をお借りしてお礼致します。
ありがとうございました。いつか恩返しします。

早慶レガッタを見たお客さんから「ボートは美しい」と何度かおっしゃっていただきました。
みんなはいつも漕いでいるからあまり分からないかもしれませんが、ボート競技は本当に魅力に溢れていると思います。
ずっと同じ動きを何本、何モーション、何か月もやり続けても勝負は数分だけ。
長い月日が一瞬の輝きとなる瞬間
すべての人の思いを乗せて水面を滑るように進んでいく
キャッチした時の水のきらめき、洗練された動きは本当に美しい。
みんなには誇りを持って全日本に挑んでもらいたいです。

偉そうに言ってしまいましたが感傷に浸ってばかりいられません。
勝つことが最大の恩返しなので、次の全日本まで僕はやるべきことを全力でやります。
勝ってまた一緒に喜びましょう。

同期

次は志木高ということで陰ながらいつも親近感を抱いてるおっくんです。

宇津木琢哉